看護師

社会復帰が可能な病気です

女の人

病気の症状を知っておく

鬱病は結婚や就職、進学などで大きく環境が変化したり、身内や配偶者の死が原因で大きなストレスが掛かったりすると、誰でも発病する可能性があります。2週間以上気分の落ち込みが続いたり、些細なことでイライラしたり、趣味や娯楽に関心が無くなるなどの症状が見られたら、精神神経科を受診する必要があります。鬱病に罹ると食欲が低下して、体重が減少したり、掃除や洗濯、料理などの家事が億劫になったり、仕事でミスが見られるようになります。ほとんどの人は睡眠障害が見られることが多く、寝つきが悪くなって不眠になったり、昼間に眠気を感じて過眠になったりする人もおられます。放置をしていても症状は改善しないので、医師によるカウンセリングや診察を受ける必要があります。鬱病が診断されると、抗不安薬や抗うつ剤、睡眠導入剤などが処方されます。最初は薬の量が少ないですが、効果が実感できない場合は薬を変えたり、量が増えたりする場合もあります。鬱病の治療を受けたいけれど、薬の副作用が気になっている人が少なくありません。現代はSSRIなどの比較的副作用の少ない医薬品も、数多く開発されており、優れた効果が期待できるので、まずは服用を続けることが大事です。医師や薬剤師が薬の効能や副作用を説明してくれるので、決められた分量をきちんと守ることが大事です。薬を続けていると少しずつ気分が良くなってきますが、自分で薬の量を減らしたり、飲む回数を減らしたりしてしまうと、薬の効果が十分に発揮できなくなります。医師にきちんと伝えておかないと、薬を変えたり、量を増やされたりする可能性があるので、副作用が気になる時は医師に相談して下さい。鬱病は朝起きた時に気分が優れないことが多く、夕方になると調子が良くなってくることが多いです。精神神経科の病院では、内服薬の治療の他に認知行動療法や、音楽療法、作業療法などの治療も行っています。鬱病に罹ると、悲観的な考え方を持ってしまう人が多いため、間違った考え方を改善するためには、認知行動療法は高い効果があります。正しい治療を受けることで、社会復帰をしている人も増加しています。